「NASA Space Apps Challenge」 は、宇宙・地球環境・衛星関連のオープンデータの活用を目指し、NASA(アメリカ航空宇宙局)の呼びかけにより始まった世界同時期に開催されるハッカソンイベントです。 このハッカソンではNASAが提供するオープンデータを使用し、提示されている課題を解決するための作品を2日間で制作します。
イベントの詳細は以下Space Apps公式サイト(英語)からも確認できます。
世界各地のローカル時間で開催されるハッカソンイベントです。2024年度は480都市以上で開催されていました。今年度、日本国内では、丸森(宮城県)、深谷(埼玉県)、東京(東京都)、串本(和歌山県)、宇部(山口県)の6つのローカル会場で開催されます。
NASAが提供するオープンデータを使用し、提示されているChallenges(開発テーマ)に沿った作品を制作します。データは、衛星データ、気象データ、地質データ、衛星等の3Dモデルなど多岐にわたります。
NASAが提供するオープンデータを活用し各テーマに沿ったものであれば、動画・データ分析・ソフトウェア(Webアプリ・VRコンテンツなど)・ハードウェアなど最終成果物はなんでもOKです。エンジニアだけでなく、デザイナー、企画、データ分析、情報収集など様々な人が活躍できます。
2日間も満たない短期間で、チームで協力してアイデアを形にします。短期間でものづくりをするスピード感を体感でき、成果物を完成させる達成感を味わえます。
2025年10月4日(土)、5日(日)
両日とも 10:30-19:30
無料
宇宙に興味がある、このイベントに興味がある方であればどなたでも参加いただけます! 開会や発表のタイミングは原則参加いただく想定ですが、それ以外の時間は開発・交流含め自由にお使いください。
2025年の開発テーマは以下のページで公開されている18個になります。地球環境・宇宙探査・衛星技術・データ可視化など、幅広い科学分野から選択可能です。参加者は、以下のテーマの中からいずれか一つを選んで開発に取り組むことができます。
開発テーマを確認するどの開発テーマを選ぶか悩んでいる方は、こちらの解説動画をご覧ください。テーマの概要や選び方のコツを分かりやすく紹介しています。 VRコンテンツを作成したい方は、NASAの3Dリソースを活用した開発をおすすめします。
開発に必要な道具、機器(PC・スマホなど)は各自でご準備いただくようお願いします。
現地とVR会場で参加申し込み方法が若干異なります。以下詳細をご確認のうえお申し込みください。
2025年10月3日(金)まで
現地参加の方は、イベント当日にチームビルディングの時間を取りますので、チームを組まずに個人でお申し込みできます。
Resonite参加の場合は、チームメンバーを決めてからの参加となるため、別途チーム登録が必須になります(1チーム1-6人)。
2日目の午後に、現地会場とVR会場で参加したすべてのチームによるプレゼンと審査を行います。
VR会場での参加チームはオンラインでの発表および審査となります。
各会場では協賛企業賞のほか、参加チーム数に応じて1チームまたは2チームの「グローバルノミニー(各地からの推薦作品)」が選出されます。
世界中から集まった優秀な作品は、NASAの技術者や研究者によって審査がおこなわれ、最終的なグローバルアワードが決定します。
昨年のGlobal Winnersはこちら https://www.spaceappschallenge.org/nasa-space-apps-2024/awards/global-winners/
近日公開予定
宇部会場での審査により、最優秀賞・投票賞・協賛企業賞など計4つの賞を予定しております。
賞品は、当日発表予定です。
VR会場(Resonite)の参加者が受賞した場合は、ハッカソンの後日、チームの代表者宛に郵送にてお送りする予定です。
VR会場(Resonite)参加者全員に、イベント参加後に Resonite内で使用できる特別な参加記念バッジを付与いたします!
※付与方法については、 イベントの後日にご案内いたします。
過去に開催されたNASA Space Apps Challenge Ubeの様子をご覧ください。参加者の皆様の熱気あふれる開発風景や交流の瞬間を写真でお届けします。
過去のイベントの様子をダイジェスト動画でご覧いただけます。
取材・掲載に関するご相談やご質問がございましたら、 お気軽に下記までお問い合わせください。
なお、サイトへの掲載は基本的にすべて許可しております。可能であれば、掲載後に一言ご共有いただけますと幸いです。
主催団体
Code for Yamaguchi
メールアドレス
[email protected]公式SNS
@C4YamaguchiNASA Space Apps Challenge Ube 2025についてよくいただく質問をまとめました。
NASA Space Apps Challenge Ube 2025を支える運営チームをご紹介します。
今年は、私が山口県でSpace Apps Challengeのローカル会場を主催してから、4年目を迎えます。 事前準備の段階では「結構大変だな…」と思うことも多いのですが、当日になると参加者の皆さんが楽しそうに開発に取り組む姿を目にし、毎年大きな刺激をもらっています。
そして今年は、新しい試みに挑戦します。 それはVR会場(Resonite)の設置です。 近年、ソーシャルVR空間でのものづくりが少しずつ盛り上がってきました。まだまだ黎明期にあるVRですが、日々その世界で活動している立場として、リアルイベントにもソーシャルVRを活用したいと以前から考えてきました。これまで力不足で実現できなかった試みを、今年はResoniteに知見を持つ協賛企業様のご支援により、ついに実現できることとなりました。
さらに、VR会場をつなげたハイブリッド開催は、これまで世界中の2,800以上の会場で行われてきたNASA Space Apps Challengeの歴史の中でも、宇部会場が日本初の試みとなるかもしれません。
ぜひ、宇部市でのリアル会場、またはVR会場に遊びに来てください!皆さまのご参加を心よりお待ちしております🚀
最後に、地方でNASAの名を冠したグローバルイベントを開催できているのは、支えてくださる運営メンバーの皆さま、「参加してよかった!」と声を寄せてくださる参加者の皆さま、そしてご協賛いただいている企業様やご後援いただいている方々のおかげです。改めて、この場をお借りして心より感謝申し上げます。